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◎お問い合わせフォームのコツ
紹介する企業は、ホットランナー成形装置や静電気除去装置を製造販売されているフィーサ㈱です。自社の強みがしっかり紹介され見習うべき点が多いサイトですが、今回特に注目したいのは「お問い合わせフォーム」です。
多くの企業では、サイトのゴールにお問い合わせフォームを用意しています。[個人情報]と[お問い合わせ内容]を入力するシンプルな作りのものが多いですが、貴社にとってそのフォームは本当にベストなものでしょうか? 例えばサイト上に「サンプル希望・デモ機貸出に対応します」とあるにも関わらず一般的なお問い合わせフォームしかなかったら・・・正直不親切に感じてしまいます。「サンプル申込み」や「デモ機申込み」専用のフォームが用意されている方が分かりやすいですし、ユーザーも行動しやすいですよね。貴社サイトには、ゴールに適した専用フォームが用意されていますか? 今回紹介するサイトを参考に、どんな工夫をしたら良いのか?しっかりチェックしていきましょう。
まずは一般的な「お問い合わせフォーム」です。 こちらはごく普通のフォーマットでヘッダーに配置されています。
ただこれだけで終わらないのがこの企業の良いところで、トップページや製品紹介ページの下部に下記のナビゲーションが設置されています。製品ページで興味を持ったユーザーを逃さず問い合わせにつなげるための工夫ですね。
- フィーサのノズルを試したいお客様
- 成形サンプルご希望のお客様
- 成形試験ご希望のお客様
- 無料見積もり
- オンライン相談
- 貸出ノズルの申し込み
- お問い合わせ
では実際にフォームを確認してみましょう。 複数のフォームを単に用意するだけで終わらないのが素晴らしいポイントです。問い合わせ内容ごとに説明や画像を変え、ユーザーが迷ったり戸惑うことが少なくなるよう工夫されています。 またフォームごとに必要事項を変えている点も注目ポイントです!一般的なフォームの場合、問い合わせに必要な情報が足りず再度やり取りが発生してしまうケースもありますが、専用フォームを作ればそれぞれに項目を設定できるのでこのような二度手間を省くこともできます。
◎今回のポイント
- 「サンプル希望」「デモ機貸出」「無料見積」等のサイトのゴールに合わせて専用お問い合わせフォームを作るようにしましょう。
- 複数フォームを単に用意するだけではなく、説明や写真等を入れお問い合わせにつながるフォームを目指しましょう。フォームごとに必要事項を設定するのも忘れずにしましょう。