ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。
診断日:2023年4月
オザック精工株式会社
診断URL:https://www.ozak.co.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
サイトを開くとすぐにオンライン商談受付フォームが立ち上がり、きちんとコロナ禍に対応した運用をされていることが伝わりました。その他にも動画やリーフレット、オンラインショールームなど様々な角度から製品を紹介しており、熱心にサイト運用に取り組んでいることがよくわかります。一方で、その熱心さゆえに情報が多くなり過ぎ、全体的にごちゃごちゃとした印象になっているようにも感じました。また、全体の情報量は多いのに他社との差別化に繋がるコンテンツ【オザックの提案】は淡泊で、貴社ならではの強みをうまく打ち出せていないのももったいないです。それからもう一つ気になったのはオンラインショールームの閲覧にユーザー登録が必須なこと。特にこのサイトは新規顧客の獲得を目的にしていると思うのですが、取引のない企業であれば個人情報の登録は一層ハードルが高いです。情報をオープンにするのが理想ですが、難しければユーザー登録するメリットを具体的に伝えるようにしましょう。
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竹内精工株式会社
診断URL:https://www.tsklmb.com/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
本社・関東・関西営業部、そしてベトナム・アメリカの現地法人を有する歴史あるリーディング・メーカーの名にふさわしいサイトを期待していたのですが・・・中身は会社案内と製品カタログの焼き直しの域を出ておらずもったいない印象です。ホームページ経由の新規開拓を目的にしていないのであれば今のままでも良いかもしれませんが、もし新規開拓に注力したいとお考えであれば改善が必要です。カタログにはないWebサイトならではの情報提供や、競合と比較して貴社の強みが何か?がパッと見て分かるようなページを準備されると一段上のサイトになると思います。最後に「レスキューベランダ」の特設ページですが、サポートの終了したAdobe Flashがトップのままの状態でした。ホームページで製品を紹介している以上、更新作業は必要不可欠です。この機会にサイトの役割や運用体制についてしっかり検討されることをオススメいたします。そろそろホームページ全体の見直しが必要かもしれません。
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- 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
- ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。
執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」