優れたBtoBサイトのポイントとは?≪事例紹介のコツ②≫

こんにちは!今回もサイト診断で見つけた優れたホームページをご紹介したいと思います。

事例ページはユーザーの共感が得られる優秀なコンテンツの一つですが、作成に苦労されている企業さまも多いのではないでしょうか?今回は、事例ページで製品導入前後の検証がしっかり行なわれているホームページを紹介します。ご紹介するのは、ドレン処理装置メーカーの(株)アメロイドです。

まずは導入事例の一覧ページを見ていきましょう。

上部の製品分類から絞り込みができるようになっています。また各事例には「商品名」「業界」「地域」「設備名」「油種/液種」の情報が表示されているので、ユーザーは自社と似ている事例を選択して閲覧することができます。

それでは各事例ページを見ていきましょう。

始めにお客様の「導入前の課題」について説明があり、それに対してどのような「改善施策」を提案したのかが簡潔にまとめてあります。事例を紹介する際、導入前後の画像のみを載せている企業さまも多いのですが、このような製品導入の背景について説明があるとユーザーは具体的にイメージすることができ関心度もアップするのではないでしょうか。

次に「導入後の成果」についての説明です。

真ん中にある潤滑油の経過画像だけでも効果は確認できますが、グラフが一緒に載っている事で格段に説得力が増しています。導入成果の数値を公表できる業界の皆さまにはぜひ参考にしていただきたいポイントです。

最後に「施策結果」がまとめてあります。

「定期的に実施していた潤滑油タンクのドレーン切が不要に」や「毎週実施していたラインフィルタの開放清掃頻度が1~2カ月毎に延長」のようにユーザー目線で導入メリットをまとめているのが素晴らしいです。これだけでも十分ですが、お客様の生の声がプラスアルファで載っているとさらに訴求力がアップすると思います。

目次

今回のポイント

製品やサービスを導入した結果、どのような効果があるのかを具体的に示しましょう!

数値による効果検証が可能な場合は、導入前後のデータを計測しグラフや表で公表するのがオススメです。時間の効率化が期待できる場合は、具体的に短縮できる日数や時間を示すと良いでしょう。

ホームページ上でデータの開示が難しい場合もあるかと思いますが、具体的なデータを公開する事ができれば事例に説得力が増します。対応可能な企業さまはぜひ参考になさってください!

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