こんにちは。本日はトップページにストーリー性をもたせる工夫をしているホームページをご紹介します。
トップページはホームページの顔ともいえる部分です。サイトに訪れたユーザーが欲しい情報を判断するのは約3秒と言われています。ついついたくさんの情報を詰め込みがちになってしまうページでもありますが、貴社の強みやウリをきちんと整理し、順を追って読んでもらう工夫をしていますでしょうか?
今回ご紹介するのは、溶射技術を軸とした表面処理サービスを手掛ける株式会社日本鋳造技術研究所です。では、実際に詳しく見ていきましょう!
トップページを読み進めていただければお分かりになると思いますが、こちらのサイトの優れているところはキャッチコピーから順を追ったストーリー仕立てになっているところです。‟様々なお困りごとを解決するために研究を重ねてきました”という導入のキャッチコピーからまず「読んでみようかな?」という気持ちにさせ、そこから【①2つの注力事業の紹介】→【②お悩み起点での解決法の提示】→【③自社の特徴】→【④お問い合わせ】という流れをつくり、引き込んでいきます。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
①2つの注力事業の紹介
「フラックスの販売」と「表面処理加工」という2つの事業に注力しているということがパッと見てすぐにわかります。細かい説明を読まずとも、瞬時に内容を把握できるデザイン性も重要です。
②お悩み起点での解決法の提示
「非粘着性を高めたい」「耐摩耗性を上げたい」など、ユーザーの要望やお困り事別に表面処理の解決法を選べるようになっています。イラストが入っているボタンも親しみやすいですし、ユーザー目線でよく考えられていますよね!
③自社の特徴
ストーリーの中で自社の強みやウリとなる部分を端的に表現することで、①や②で伝えてきたことに説得力がプラスされます。納期の具体的な日数や、小ロット(1個から対応可能)、無償サンプル提供などの文言は初めてサイトを訪れたユーザーに安心感をもたらします。
④お問い合わせ
最後にお問い合わせフォームに飛べるようになっていることで、ユーザーもスムーズにコンタクトしやすくなっています。
◎今回のポイント
●トップページにストーリー性を持たせる
ついついたくさんの情報を詰め込みがちになってしまうページですが、ストーリー性を持たせ順を追ってユーザーに読んでもらう工夫をすることが大切です。
●自社の強みやウリを端的に伝え、説得力をプラスする
ストーリーの流れの中で自社の強みやウリとなる部分を端的に表現することで、サイト全体に説得力をプラスしましょう。
ホームページの顔ともいえるトップページ。情報を詰め込み過ぎて「けっきょく何が言いたかったの?」とならないように、しっかりとページのストーリーや流れをつくり、その中で自社の強みやウリを端的に伝えましょう!