ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。
診断日:2023年2月
トーショー機材株式会社
診断URL:https://tohshokizai.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
製品情報が充実したサイトです。【 厨房排気処理システム 】【 製品紹介 】【 水フィルターとは 】では、製品の特長や性能がユーザー視点で紹介されており共感を持ちました。 youtube を使った動画の説明も分かりやすかったです。動画終了後、他の YouTube 動画の一覧が表示される設定になってしまっているので修正されると良いでしょう。コンテンツで気になったのは 【 納入実績 】 の部分です。競合他社は事例紹介に力を入れている企業が多いので、今の情報だけだと物足りないと感じるユーザーがいるかもしれません。事例コンテンツは大変ではありますが、購入検討中のユーザーに響くキラーコンテンツです。お客様の声が感じられる事例紹介づくりにぜひ取り組んでいって欲しいと思います。また 【 メンテナンス 】 で紹介されている「設置 2 ヶ月後、無償点検します」という取り組みはユーザーにとって安心材料といえる内容です。メインバナーなど目立つ場所でアピールしてみるのも面白いかもしれません。
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株式会社トルネックス
診断URL:https://www.rydair-tornex.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
リドエアートルネックスのランディングページです。 よく考えられており同業者の手本になるレベルです 。 問い合わせ 獲得を目的とし 、上手く流れを作ることができています 。 製品説明も良かったですが 、 煙の発生濃度 ・発生量が高い場合は 2 台連結仕様を推奨していることや、オイルミストコレクターはメンテナンスが必要な製品であることをきちんと伝えており、そうした企業姿勢にも共感が持てました。そして、「導入事例」はユーザーの困りごとを起点に導入の経緯と効果を簡潔で設置スペースがわかりやすい写真を添えており親切だと思いました。このままで申し分ないのですが、欲を言えば「よくある質問」に製品の概算価格に関する項目を加えるとさらに良くなると思います。ランニングコストである電気代の記述があるのに、イニシャルコストである製品の概算価格や工事価格情報がないのは不自然だと感じました。
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- 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
- ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。
執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」