ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。
診断日:2022年8月
株式会社新宮商行
診断URL:https://www.olympia-door.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
木製断熱玄関ドアOLYMPIAの特設サイトで期待感が高まりました。メニュー構成もシンプルで迷うことなく閲覧できます。製品の値段が明記されている点も、具体的に検討している段階のユーザーには嬉しいポイントです。一方で、全体的に淡泊で製品自体の魅力がいまひとつ伝えられていないことが気になりました。特に製品の画像がぼやけてしまっている点がもったいないです。参考色の写真とは言え、玄関ドアは意匠性も重視される製品なのでしっかりと魅力を伝えるようにしましょう。また、【施工事例】がすべて北海道の案件ですが他都府県での施工も対応しているのでしょうか?対応エリアは製品を検討する上で前提となる情報なので、きちんと明記することをオススメします。最後に、2017年のサイトオープン以降一度も更新がありません。Webサイトは公開してからがスタート。施工事例を定期的に追加するなど、継続的に情報を発信していってもらいたいです。
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株式会社コシヤマ
診断URL:http://www.wk-koshiyama.co.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
TOPページのビジュアルで引き付けられ、コンセプトを読んで「スペリオル」と「木鯨(もくげい)」について知りたいと思いました。木一本一本の特性を見抜き、適材適所に活かす職人の技術や昭和15年から長きにわたり木製家具・建具の製作に携わってきた実績。こだわりの商品ということがわかりました。よく考えられたサイトだとは思いますが、商品価格を見つけることができなかったことが気になりました。オーダーメイドの商品なので仕方ない部分もありますが、基本ユニットやオプションの価格などユーザーが予算を考えるための参考情報を提供されることをオススメします。せっかく注文書のPDFを用意されても新規顧客は価格が分からず躊躇すると思います。
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- 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
- ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。
執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」