ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。
診断日:2022年7月
トヨシマ電機株式会社
診断URL:https://www.toyoshimadenki.co.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
最新情報が定期的に更新され、サイト運用への意欲が感じられます。「クリーンブース」のページは、納期や価格例が載っているので具体的にイメージができ、導入事例やFAQまでまとめて紹介されているので使い勝手も良かったです。ただ導入事例は、他社サイトのレベルが高いため、物足りなさを感じるユーザーがいるかもしれません。カスタム品の場合、お客様の声を聞きたいというニーズが高いので、詳細まで示した事例が1つでも用意されていると印象が変わると思います。次に「クリーンルーム」のページですが「ライン式クリーンルームシステム」の特長が今一つ響きませんでした。他のクリーンルームとの違いについて、グラフや表で視覚的に説明されていると説得力が増すと思います。最後に「充実したサポート体制」が貴社の強みの1つになっているので、グローバルメニューで紹介すると良いのではないでしょうか。「メンテナンス・アフターフォロー」 を今より充実させることができれば、他社と差別化できるキラーコンテンツへと生まれ変わるかもしれません。
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有限会社環境エンジニアリング
診断URL:https://www.kankyo-eng.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
一目見て何を扱う会社かわかり好感が持てます。製品ごとのグローバルメニューはどれも充実した情報がわかりやすく掲載されており、メールフォームが製品ごとに分かれている点も好印象でした。製品で分けることでフォームごとに必要な項目を設定できているので、ユーザーは迷わず問い合わせでき、貴社も必要な情報を一度で把握できる仕組みになっています。TOPのキャッチコピー ”最適な製品を最適な価格でご製作” も魅力的なのですが、その裏付けとなる情報がもっと欲しいと思いました。下部にバナーを設置している 「クリーンルーム・クリーンブース専門サイト」 内にはこの部分の記載がありますが、このサイトとの住み分けがイマイチな印象です。特設サイトを作ること自体は悪いことではありませんが、意図を明確にし、情報が散らかってしまわないよう配慮が必要です。それから細かなことですが、各コンテンツのサブメニュー間を移動する際にいちいち上部に戻るのが少し手間でした。スムーズに閲覧してもらえるような導線を意識すると、より使い勝手の良いサイトになると思います。
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- 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
- ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。
執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」