コイル試作業界 Webサイト診断

ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。

診断日:2022年12月

目次

浦谷エンジニアリング株式会社

診断URL:https://www.uratani-eng.com/

診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
‟「ぎっしり」詰め込む 少ないスペースに「巻数」を増やす そんなコイルをお探しではありませんか?” という問いかけるようなキャッチコピーから期待感が高まります。文字の視認性も良く、画像もキレイでストレスなく閲覧できました。全体的に動線もよく考えられておりとてもレベルの高いWebサイトですが、さらに良いサイトにするためにいくつかオススメしたい点があります。まず、【会社紹介】の中にある「選ばれる理由」は【コイル一覧】の中にあったほうが良いのではと思いました。【コイル一覧】というメニュー名自体を【当社の強み】などに変えて、浦谷エンジニアリングの提案する「エッジワイズコイル」や「選ばれる理由」などのコンテンツをまとめ、貴社の強みを強調する部分にしても良いと思います。また、【製品・解決事例】はとても良いコンテンツだと思うのですが、「お悩み解決一覧」は一問一答形式になっておりイメージしていたものと違って少し残念でした。一つ一つの内容をもう少し掘り下げて、「貴社の製品を使ってこのような解決を得られた」という流れでページを作成し、最後にお客様の声などがあると貴社独自のキラーコンテンツになると思います。ひと手間を加えるだけでさらに良いコンテンツになると思うので、ぜひ再考してみてはいかがでしょうか。

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株式会社セルコ

診断URL:https://selco-coil.com/

診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
“COILの常識が変わる” というインパクトのあるキャッチコピーが目を惹きます。そのままTOPページをスクロールしていくと “常識を変える5つのコイル加工” “常識を疑ってみませんか?” と力強いフレーズが並んでいて期待感が高まりました。サイト全体を通して画像も綺麗なので製品の魅力が視覚的によく伝わります。一方で、サイトの中身という点で見るとやや力不足に感じました。例えば「圧縮する」「曲げる」「成型する」は掴みは良いのですが、中を見ると製品が一つしか紹介されていないように見えてしまい、クリックしてみても画像が並んでいるだけでイマイチ響きません。更に「モールドする」は「投稿は見つかりませんでした」になってしまっていました。「緊急直言」のページも、よく読めば響く内容なのですがユーザーはページを隅々まで読んでくれる訳ではありません。このページは目次をつけるだけでも随分使い勝手が良くなるのではないでしょうか。伝えたい情報を伝えるためにはどのような見せ方が効果的なのか?という視点で工夫されると、今よりもっと力のあるサイトにできると思います。

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  • 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
  • ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。

執筆者紹介

宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)

「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」

《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」

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