ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。
診断日:2023年3月
日本フッソ工業株式会社
診断URL:https://www.nipponfusso.co.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
メインビジュアルから貴社の社屋や工場、働く人の様子がうかがえる独創的なデザインです。【採用情報】は別サイトを用意されており、企業としての前向きな姿勢を感じます。【課題解決事例】も3つの分類から選べるようになっており、各事例から関連製品へのリンクもあって悪くはないのですが、少し思っていた印象とは違ったというのが正直な感想です。他社では実際のお客様の事例を採り入れ、解決したかった悩みから提案した処理の内容、その効果などをまとめており説得力があります。貴社のキラーコンテンツでもありますので、一度内容を検討してみてはいかがでしょうか。「製品サポート」のページも即座にダウンロードできるメンテナンスガイドを用意されたり力を入れられていますが、グローバルメニューには項目がないので追加されてはいかがでしょうか。最後に、Googleカスタム検索を使用していることが気になります。キーワードによってはミスミなどの競合の広告が表示されています。サイト内検索に切り替えることをオススメします。
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関西ポリマー株式会社
診断URL:https://kansaipolymer.co.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
【企業情報】の社長のあいさつや「私たちの方針」などフッ素樹脂コーティングについての思いが伝わるサイトでした。施工事例も簡潔でわかりやすく業種も豊富で説得力がありました。良い会社なんだろうなと思い【当社の強み】を拝見しました。すると期待が高すぎたせいか、情報量が期待したより少なく、やや物足りなく感じてしまいました。期待していたのは「私たちの方針」で書いていたフッ素樹脂コーティングで最も重要な樹脂の選定について、樹脂の種類の多さとその特徴、選定するための考え方や設備・ノウハウの解説や成功するために挑み続けるための具体的な活動、その成果だったのです。サイトコンセプトもデザインも良く決して悪いサイトではないのですが、まだ貴社の良さをもっと表現できると思います。
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- 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
- ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。
執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」