ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。
診断日:2023年8月
株式会社セイホー
診断URL:http://www.seiho-hp.com/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
“異物混入苦情ゼロに挑戦する企業です!”という明確なキャッチコピーや、グローバルメニューの【 セイホーの取り組み】 の内容から、専業メーカーとしての意気込みが感じられ、期待感が膨らみました。しかし実際にサイトの内容を拝見すると、キャッチコピーを裏付ける情報が不足しており、残念だなという気持ちになりました。受賞の記載や特許取得写真も悪くはないのですが、実際の製品事例やお客様の声などがあるともっと信憑性が高まると思います。NEWS の更新は2018 年で止まってしまっていますし、ユーザーの個人情報を取り扱う「お問い合わせフォーム」を含め、常時SSL 化にも対応されていません。また、あらゆるデバイスに対応したレスポンシブデザインにも非対応です。そろそろWeb サイト全体の見直しが必要かもしれません。
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KK MAGNET株式会社
診断URL:https://www.kkmagnet.co.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
2022年3 月にリニューアルしたサイトです。シンプルで迷うことのないデザインや、 “数千件を超える経験を基に設計から据付まで対応しお客様の期待に応えます。” というキャッチコピーは、期待感が高まる作りになっており好印象です。ただもったいないのは、キャッチコピーを裏付ける情報がサイトに載っていない点です。キャッチコピーを見て興味をもったユーザーに信頼いただくためにも、実績に関する情報を紹介すると良いのではないでしょうか。加えて貴社の提案内容が体感できるような事例紹介ページを作ることが出来ればベストだと思います。次に【 製品紹介】 ですが、簡潔な説明が分かりやすい一方で、もう少し詳細が知りたいと思うユーザーもいるかもしれません。この機会にユーザー目線になって、情報が不足していないかどうか確認されることをオススメいたします。最後に、リニューアルから1 年以上経過していますが更新がされていないようです。リニューアルはあくまでスタートです。定期的な情報発信を行い、成果の出るWeb サイトへと成長させていきましょう。
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- 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
- ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。
執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」