ギヤポンプ業界 Webサイト診断

ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。

診断日:2023年2月

目次

大晃機械工業株式会社

診断URL:https://www.taiko-kk.com/jp/gear_pump/

診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
ギヤポンプの特設サイトです。貴社のウリである「欠円ギヤ」の作動原理や特長が簡潔にまとめられており、特に従来方式の「インボリュート歯車」との比較動画は大変わかりやすく好感が持てました。しかし、惜しいなと思う点もいくつかあります。「カタログ情報」から個人情報の入力なしで製品のPDFをダウンロードできるようになっているのは良いのですが、肝心のギヤポンプの各製品ページがありません。せっかくの特設サイトですからPDFをダウンロードしてもらって終わりではなく、各シリーズの製品ぺージをしっかり用意して閲覧してもらうようにしましょう。その他、「Q&A」や「導入事例」などユーザー目線のコンテンツを用意されるとさらに良くなると思います。ページ下部やグローバルメニューなど目立つところに【お問い合わせ】を用意されているのに、ギヤポンプ専用のフォームでないのも少し残念な気持ちになりました。専用のお問い合わせフォームを用意されることをオススメします。

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株式会社亀嶋鐵工所

診断URL:https://nk-pump.co.jp/

診断内容

この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
シンプルなつくりのWebサイトです。誰が見てもわかりやすいメニュー構成は好感が持てるのですが、全体的に惜しいと感じるところの多いサイトでした。例えば【ギヤーポンプ選定にあたって】はどの製品を選ぶべきかわからないユーザーに向けた内容で親切ですが、個々の項目を「単体か連結か?」のように視覚的に説明するともっと便利になると思います。特に「モーターの構造」などは判別のポイントを解説してあげたほうが良いでしょう。また、TOPのメインビジュアルがぱっと見て何を扱う会社かわかりにくいです。製品の画像などを追加することで ”流れを生かす” というキャッチコピーも今より伝わりやすくなると思います。コピーの下の文章も、これを元に自社の強みを掘り下げて【選ばれる理由】や【亀嶋鐵工所の強み】などのコンテンツに進化させられると魅力がよく伝わるサイトにできるのではないでしょうか。まだコンテンツが少ないので、これからしっかりと自社の魅力を表現していくことをオススメします。

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  • 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
  • ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。

執筆者紹介

宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)

「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」

《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」

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