ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。
診断日:2022年11月
株式会社ナックコーポレーション
診断URL:https://www.naccorporation.com/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
必要な情報が過不足なく用意されるだけでなく、見やすさに至るまで綿密に考えられた大変レベルの高いサイトです。どのページもしっかり作られているのですが、特に 【 サービス・校正 】 は秀逸でした。数多くのサービスに取り組む会社としての姿勢がまず素晴らしいのですが、サイト上で詳細説明をしっかり行ない、専用フォームに繋いでいく流れに好感が持てました。サイトだけで完結することなく、オフラインの営業活動との連携を考えているからこそできる コンテンツだと思います。また 【 業種別ソリューション 】 や 【 ラーニングセンター 】 での動画を使った説明も分かりやすく印象的です。良くできたサイトなので特に指摘する部分も無いのですが、しいて言うならばユーザー向けのコンテンツ(ソフトウェア、新規会員登録、ログイ ン)は、一か所にまとまっているとより使い勝手が良くなるのではないでしょうか。とはいえレベルの高いサイトであることに違いないので、今後もしっかりサイト運用をしていって欲しいと思います。
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株式会社ネクスト
診断URL:http://www.nextcorp.co.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
シンプルでわかりやすい Web サイトです。ストレスなく閲覧できたのですが、情報が淡泊でやや物足りなく感じました。特に気になった点は3点です。一つ目は製品情報に価格が表示されていないことです。価格を出している同業者も複数あるのでユーザーが検討しやすいように標 準品は価格情報は表示することをお勧めします。もう一つはサポート情報がない点です。業界スタンダードという安心感を持っていただくためにも修理保守や校正、取扱説明書などユーザーサポート情報を厚くすることをお勧めします。最後は会社情報です。取引実績はよいコンテンツですが、会社概要とアクセスは必要最低限の情報しかなく、どんな会社か理解を深めることはできませんでした。会社沿革や開発ポリシーなど御社の思いや良さが伝わるコンテンツを用意することをお勧めします。
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- 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
- ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。
執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」