ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。
診断日:2023年1月
中部アール・アンド・ディ株式会社
診断URL:https://www.chubu-rd.co.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
コンパクトなつくりですが、ご依頼の流れや企画申請の申し込み後の流れ、クレーム処理図など、検討中ユーザーの不安を取り除くための配慮が感じられました。【事業案内】も端的にまとまっていて良かったのですが、一方で【中部R&Dの強み】は「開発力」「技術力」「実績」の3キーワードと淡泊にまとめすぎて情報が薄くなってしまっています。現状だと【事業案内】の方が強みや魅力が伝わるので、この2つはまとめてしまっても良いかもしれません。加えて、【事業案内】「商品開発・技術コンサルティング」の中にある「具体例」は情報を厚くして磨き上げれば、”ノーがないモノづくり” というキャッチコピーを裏付けるコンテンツにも出来るでしょう。説得力が大きく増すと思います。最後に、定期的な更新が要である【技術者コラム】が2017年5月のサイトリニューアルに関連する2件しかなく機能していないようです。まずはこのサイトを通じて「誰」に「何」を伝えたいのかを明確にし、運営体制をしっかり整えることを強くオススメします。
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フューテックス株式会社
診断URL:https://www.futex.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
TOPページをざっと見て、電子ビーム応用製品向けに高性能電源をカスタムソリューションで提供している専門性の高さを期待しました。「どんな会社で、他社にないどのような技術やノウハウがあるのだろう?」「これなら自分たちの課題を解決できるかも!」そんな期待に応える情報をもっと増やして欲しいサイトです。例えば、期待感に応え納得感のある開発の歴史を紹介する会社沿革があるとよいと思います。フューテックスの強みをまとめたページも欲しいです。そして、【技術情報】の高圧電源編にあるケーススタディーの情報量を増やすと今以上の説得力が出ると思います。そのうえで「技術相談」「デモ機貸し出し」「資料請求」「工場見学」「見積もり依頼」など相談を躊躇するユーザーの背中を押すための具体的なオファーを用意することをオススメします。
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- 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
- ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。
執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」