ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。
診断日:2022年10月
レモジャパン株式会社
診断URL:https://www.lemo.co.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
WEB展示会やオンライン商談を実施しており、コロナ禍に素早く、そして柔軟に対応したことが窺えるサイトです。メインビジュアルのキャッチコピーも “ワンストップサービス” “国内自社工場” など安心感を高める情報を効果的に伝えられています。製品情報に強みを持つサイトで「コネクタシリーズ」「用途・特長」「アプリケーション」「型番」と豊富な切り口から製品を探せるので、ニーズに応じて必要な製品を見つけることが出来ると感じました。ただし、細かいことですが「用途・特長」の「用途」は使用箇所や業界をイメージされる方も多いので「特長」のみにしてしまった方がわかりやすいかもしれません。それから少し気になったのは型番検索が英語のみということ。ブラウザの機能で翻訳することは出来ますが、日本向けサイトには日本語のページを用意した方が良いと思います。また、「RoHS」や「UL認証」など一部のPDFが同じタブ内で開く設定になっていることも気になります。誤ってサイト自体を閉じてしまう人もいると思うので、PDFは別タブで開くように統一することをオススメします。とはいえ非常によく出来たサイトです。
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株式会社七星科学研究所
診断URL:https://www.nanabosi.co.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
更新もまめに行なわれ手堅く作られたサイトで好感が持てます。ユーザーサポートの結線加工やコネクタFAQはよく作りこまれています。よくできたサイトであまり言うこともありませんが、しいて言うならば紙のカタログの使い勝手の良さをWebサイトでも再現できるとさらに良くなると思います。現状でも型番で製品が選べる既存顧客や販売代理店なら不便を感じないでしょう。しかし、使用経験のない新規客が製品を探す時は少し不便に感じるかもしれません。例えば、製品ページの上部に用意している「選定・使用にあたって」「コンタクト索引」はPDFよりもWebページのほうが使い勝手が良いと思います。また紙の総合カタログの5ページ目にある「コネクタの形状・組合せについて」もWebに掲載したほうがよいでしょう。使い慣れない人でも困らないのがWebサイトの理想なので、ぜひ、改善して今以上に良いサイトにしていただきたいと思います。
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- 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
- ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。
執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」