ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。
診断日:2022年5月
新潟理研測範株式会社
診断URL:https://n-rsk.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
2021年5月にリニューアルしたサイトです。高品質の画像と豊富な製品ラインナップが魅力的なのでぱっと見の印象は悪くないのですが、中を見るといくつか気になるところがありました。特に気になったのが【お取引について】です。現状はカタログ品をすぐに購入したいユーザーに対して不親切だと感じました。カタログ品は直接の取引を行わないなら尚更、取扱店の一覧などを掲載してユーザーがどこで購入すれば良いのかを示してあげましょう。また、特別仕様製品についても情報が少なすぎます。実績や事例などで対応できる技術範囲を示したり、サポート情報を明記するなど、安心して検討してもらえるような情報を厚くしていくことをオススメします。それから、肝心の製品情報も詳細はカタログ頼りになってしまっていて望ましくありません。「精密水準器精度比較表」「気泡長さの調整方法」なども有益な情報なのに目立たず見づらいので、きちんとコンテンツ化すると良いと思います。せっかく3ヶ月に1回はお知らせの更新もされているようなので、成果の出るサイトを目指して少しずつ改善していきましょう。
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株式会社大菱計器製作所
診断URL:https://www.obishi.co.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
経済産業省「地域未来牽引企業」に選定されたり、長岡産業活性化協会NAZEから「豪技」に認定されていること、そして、工業会に所属されていることで信頼できる会社だというアピールもうまくできています。レベルの高いサイトであることは間違いありません。それでも、なんとなく物足りなく感じました。ユーザーが必要とする情報をもう少し厚くすると本来の会社の良さがもっと伝わると思います。具体的には修理や校正をもっと詳しくすること、非該当証明書の対応や取扱説明書、取り扱い方法や注意事項などユーザーサポート情報がもっと欲しいです。それからカタログ製品の購入方法や販売代理店一覧の掲載も検討されても良いかもしれません。
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- 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
- ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。
執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」