ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。
診断日:2022年11月
有限会社髙嶋製作所
診断URL:https://www.takashima-tec.co.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
すぐに何の会社か分かるキャッチコピーから始まり、「石英ガラス加工」「高嶋製作所の強み」に続くTOPページは簡潔にまとまっていて好印象です。関連するページへのリンクもされており、次ページにつなぐ導線の役割をしっかり果たしています。貴社のサイトの課題は、BtoBのお客様(メーカーや大学研究機関)と一般のお客様向けのコンテンツが混在していることです。例えば、加工依頼の方へのページは、「装置メーカ様や中小企業様、大学研究機関様」とありますが、最初に表示される画像が表札になっていますし、【加工実績】のイメージサンプルが製造業向けと一般向けが混在している点も気になりました。今のままでは初めてサイトに来たBtoBユーザーから、一般ユーザー向けかな?と思われてしまう可能性があるのではないでしょうか。思い切ってサイトを分けるなど、しっかりすみ分けて運用されることをオススメいたします。Webサイトのターゲットをはっきりさせ、それに合わせたコンテンツを作成するようにしましょう。
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武蔵野ファインガラス株式会社
診断URL:https://www.mfg.jp/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
2022年4月にリニューアルしたばかりのサイトです。新しいサイトらしくきれいなデザインで、”ガラス加工” ”試作から量産まで” など貴社の事業内容が一目で分かります。【ガラス加工技術】も画像等を用いて解説しており分かりやすいのですが、競合と比較してみるとサイト全体のコンテンツが少なく決め手に欠ける印象でした。例えば ”試作から量産まで” 、今まで具体的にどういった案件に対応したのか紹介する【加工事例】などを用意してみても良いかもしれません。もしかすると【資料ダウンロード】から請求できる「ガラス加工技術集」で紹介しているのかもしれませんが、誰でも閲覧できるサイト上でもある程度の情報公開を行うことで信頼感が高まると思います。最後に、リニューアルから半年が経っていますが一度も更新がされていないようです。リニューアルはあくまでスタート。定期的な情報発信を行い、成果の出るWebサイトへと成長させていきましょう。
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- 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
- ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。
執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」