ホームページの評価には、アクセス数などの客観的な指標だけでなく「実際にホームページを訪れたユーザーがどのように感じるのか」という主観的な評価も重要です。
この資料では、製造業専門Webマーケティングコンサルタントの視点から、各企業のホームページを主観的に評価しコメントしています。
業界内では得ることが難しい第三者の意見として、ホームページの改善にお役立ていただければ幸いです。
診断日:2022年5月
株式会社日本フラッシュ
診断URL:http://nihonflash.com/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
”国内自社生産だからできること” というキャッチコピーは目を惹くフレーズではあるのですが、その説明ページにあたる【事業内容】にもっと具体的な説明が欲しいと感じました。「純国産品」「高品質」「短納期」とさらっと説明するだけでは印象に残らずもったいないです。具体的な数字やデータを使って貴社の強みやこだわりをアピールできるとよりユーザーに刺さるのではないでしょうか。また「納品までの流れ」にある修理品についての説明は、アフターサービスやメンテナンスの充実を裏付ける情報として効果的です。貴社で対応されているアフターサービスの内容を詳細に説明したページを新たに作ることができれば他社との差別化ができると思います。最後にブログや新着情報の更新が止まっていたり、新製品がPDFカタログのみの情報になっている点も気になりました。この機会にサイト運用について見直しをされてみてはいかがでしょうか。
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日本スタッドウェルディング株式会社
診断URL:http://www.nsw-j.com/
診断内容
この診断ではWebサイトを見た第一印象から特に気になった点に絞り述べさせていただきます。
自社の強みや製品情報、施工事例など豊富な情報が幅広く掲載されたWebサイトです。特に【私たちのこだわり】は部署ごとにどのような意識を持って事業に取り組んでいるのかが伝わり、社員の顔も見えて信頼感が高まりました。他にも個々のページの情報は充実していて素晴らしいのですが、一方で全体的にメリハリがなく、情報をただ並べているだけのような印象を受けてしまいもったいなく感じました。Webサイトは「誰」に「何」を伝えるかが重要です。ターゲットとなるユーザーは誰なのか?を見つめ直し、そのユーザーにどんな情報を届けるのが効果的か突き詰めていくとぐっと訴求力が増すと思います。また、2015年から現在までの7年間でお知らせの更新が5件しかなく、最終更新も2019年で止まってしまっています。Webサイトは公開してからがスタート。ターゲットに届けたい情報をきちんと定期的に更新していきましょう。
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- 本資料では、執筆者宮本が特に気になった2社のホームページを対象に診断を行っています。
- ホームページ調査時の検索順位を元に上位順に紹介しています。
執筆者紹介
宮本栄治(株式会社コスモブレインズ取締役)
「これまでの経験を活かし第一印象からホームページを診断しました。個人の主観による診断ではありますが、成果を上げるサイト、失敗するサイトには共通点があるものです。
対象企業すべてのサイトを比較したうえで、各サイト問題点を1点取り上げさせていただきました。」
《個人ブログ》「製造業のWebマーケティング」